セミオーダー靴は足に近い木型から
デザインも楽しめて、より足にフィットする靴を貴方に時代の変遷とともに
靴屋の形も変わってまいりました。
かつて、戦後間もない日本では、靴職人たちの手によって、誂え(あつらえ)靴がつくられた時代がありました。
当時の靴屋といえば、店の奥からトントンと職人が靴を作る音の聞こえてくる、現代目にする靴屋とは少し違うものでした。 私たちのお店もそうした靴屋のひとつとして創業しました。
ですが、高度成長期の機械による大量生産、大量消費文化の中で、その貴重な文化はほとんど壊滅してしまいました。 そして今、周りを見渡せば、オーダー靴を手掛けるお店はほとんどありません。
靴に足を合わせますか?
それとも、足に靴を合わせますか?
量販店などでワンコインで靴が買えてしまう現在、多くの消費者にとって オーダー靴は高額で敷居が高く、なかなか手が出ないというのが現状です。
それと同時に、「足に合う靴が無い」という足と靴にお悩み抱える多数の声も私たちには届きます。 機械による大量生産でつくられる靴は、あくまでも最大多数の平均値の中で作られます。
足は個性です。それこそ千差万別のものです。 機械で作られた均等の靴に、個性豊かな足を合わせるなんて無理がありませんか?
オーダー靴の難しさ
完璧な履き心地とデザインは可能なのか?
その一方、あまり知られていないことですが、靴を誂えるということには、大変難しい点が潜んでいます。 お客さまは、当然完璧な履き心地とデザイン性を望んでいます。
しかし、最初に足を入れた感触と履き込んだ後の履き心地は別のものですし、 ずっと心地よい状態を保つのは、靴を作るという観点に立つと、実に難しいことなのです。
そのことが大きなギャップになって存在することが、オーダー靴の昔から続く大きな課題なのです。
セミオーダーシューズは、
コストパフォーマンスの高い選択肢です
お客さまの足をいくら丹念に計測しても、 立体的な足の構造とお客さま個人の好み(きつめ・ゆるめということや、できあがりのフォルム)までは正確に捉えることは非常に難しい。
プロフィットイイジマの提供するセミオーダーシューズ。 あえてゼロから完璧を作り出すことを望むより、 豊富なバリエーションの中からお客さまにベストのものを選択するというやり方を行っています。
フィッティングについては多くの履き合わせサンプルを用意。 その中からお客さまにベストのものを探し出し、さらに微調整を行うことによりベストフィッティングを目指します。
デザインについては、女性も男性も、時代性を意識しながらも飽きの来ないものを豊富にご用意しました。 素材は長期間愛用して頂けるものを厳選し、一足一足手作りで作り上げています。 ソールの張り替えはもちろんリペア対応まで万全です。価格もリーズナブルでかつ柔軟性に富んでいます。
貴方の足元を、あなたの思うままに演出する。貴方だけの一足。 私たちにお手伝いさせてください。
- STEP1足の計測
- 足の採寸を行います。足長や足囲、くるぶしの高さなど、足の特徴をとらえつつ、計測していきます。
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- STEP2フットプリント
- フットプリントは足跡をとるものです。これにより足裏のどこに体重がかかっているか、また、足の状態を正確チェックできます。
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- STEP3靴タイプの選択
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セミオーダーでおつくりする靴のタイプを選んでいただきます。
男性、女性を問わず、様々なタイプをご用意いたしておりますので、お気兼ねなくお申し付けください。 - ▼
- STEP4デザイン・素材
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次に靴のデザインや、革や素材、パーツの組み合わせなどのデザインを選んでいただきます。
選んでいただいた靴のタイプにより、素材やデザインは変わってまいりますが。幅広くお好みに合わせたカスタマイズができます。 - ▼
- STEP5フィッティング
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実際のサンプルや、ゲージ靴に足を通していただき、フィッティングのチェックを行います。
この際、履いた時の感覚を詳しくお伝えくださると、より良い仕上がりになります。 - ▼
- STEP6靴製作の開始
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オリジナルシューズの製作に入ります。デザインにより製作の期間は若干前後いたします。
早いもので4週間から、手間のかかるものですと2か月ほど、お時間をいただいております。 - ▼
- STEP7靴のお引渡し
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オリジナルシューズの製作終了後、お客様にお電話でご連絡いたしますので、ご都合のよろしい日にご来店していただきます。
ご来店して頂きましたら、実際にお客様にお作りした靴を履いていただき、フィッティングの確認と微調整を行います。