足の親指のつけ根(第一中足趾節関節)の痛みとはれがあり、歩行時の足の蹴り出しの際に、親指の付け根に、強い痛みがあります。
強剛拇趾の原因はじつは今のところ、まだよくわかっていません。 片足だけへの症状もよくみられ、どこかにぶつけるなどした軽いけがが原因ではないかといわれています。 症状的に痛風と見間違いやすいですが、原因は違い、親指を足の甲のほうへと曲げると、骨のでっぱりがぶつかり合って痛みが生じます。 このでっぱってくる骨は軟骨でレントゲン写真に写らず、しらずしらずにそのままにしておくと、最悪関節の破壊が起こってしまいます。
- 根本的な原因位関しては不明です
- その痛みの原因は、発生した軟骨がぶつかり合っていたむためです。
歩行時に、足の親指(第一趾節関節)に激しい痛みが走ります。 また、足を甲のほうに曲げることが出来ません。 正常な歩行では、拇指が曲がることで蹴り出しがスムーズに行われることで足を蹴り出し、歩行することが出来ますが、 強剛拇趾では、この蹴り出す運動が出来なくなります。 一歩ごとに痛みが起こり、その痛みをかばうように、体重を外側へと移すので、足は内転、内返しとなって独特な歩き方をされます。 このような痛みをかばうような歩行は、他の足の変形や病気を招きやすく、 足の小指の付け根の関節(中足骨骨頭部)が強いストレス受けるとともに、結局は第一中足骨骨頭への負荷も完全に取りきれません。 症状がすすむと関節が破壊され、より歩行が困難となり、手術的な療法が必要になります。
- 歩行時に、足の親指のつけ根の関節(第一趾節関節)に激しい痛みが走り、歩行困難な状態となります
- 親指や腫れ上がり、強烈な痛みのために、甲のほうへと曲げることが出来ません
- 痛みから逃れようと歩行バランスが変わり、他の変形を招くばかりでなく、痛みからも逃げ切れません
症状が比較的軽度な場合は靴による対処が効果的です。 足の蹴り出し、親指を甲のほうに曲げた際に走る激痛を起こさないためには、底の硬い靴。 靴の先の柔軟でない。登山靴のように靴底がしっかりとした堅い構造を持つ靴が良いとされます。 親指を曲げないための加工。つまり規制靴の整形靴技術を用いて、靴底を硬く曲がらないものへと調整し、歩行の際の負荷を取り除くことが大切です。 また、靴底全体に歩行を補助する緩やかな弧を描くローリングを調整することで、歩きやすさを得ることもできます。 (1)ロッカーバーの付いた靴の仕様 靴底にロッカーバーを設けることで、母趾を背屈しなくても体重移動だけで前進運動が出来るようにする。 (2)中足骨パッドの使用 第一中足骨の下、骨頭の後方に中足骨パッドを装着することで骨頭を持ち上げ、母趾の背屈を防止する。
- 足の指の付け根の関節が曲がらないように、底の硬い靴を選ぶ。もしくはそう調整する
- インソールなどで、強剛拇趾用の調整や足に合わせ加工を行うことで症状を緩和する
- 靴に歩行をサポートするローリングを加工して設置する