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  • 扁平足
  • 凹足・ハイアーチ
  • 踵骨棘
足の変形と病理

足を表す言い方としてよくきかれる足の甲が高く盛り上がっている「甲高」という状態の方は、凹脚、ハイアーチと呼ばれる状態です。 足の裏にはバネの役目を果たす、踵、足の小指のつけ根、足の親指のつけ根の三点を互いに結び合う「アーチ」いう構造があります。 扁平足がこのバネが伸びきって、足や体への衝撃の緩和が悪くなるのに対して、 凹足ハイアーチの状態では逆にこのバネが縮まってしまって足や体への衝撃の緩和が悪くなる状態です。

原因

凹足・ハイアーチの原因は足を形作る筋力の不均衡によるものです。 家系的な遺伝によるものが強く表れるといわれていますが、生まれた時点で現れるものではなく 成長の過程であらわれやすいと言われています。 また、後天的な発生では、麻痺や筋ジストロフィーなどの神経疾患を原因とするもの、 極端な筋肉の使い方による習慣的なものを原因とするもの、と様々です。

■神経疾患を原因とするもの

麻痺による凹足は突発的なものも多く、弛緩してバランスを失い不均衡となった足は凹足を生み出します。

■習慣を原因とするもの

関節を曲げるときや、力を入れるときに人間の筋肉は伸びたり縮んだりして、運動を行っています。 踵が高い靴を履き続けると、重心は足の爪先などの前足部に集中し、つま先で立つような状態が続きます。 こうすると足の裏の筋肉や、すねの前面の筋肉のバランスが崩れ、ハイアーチ・凹足状態を生み出します。

  • 家系的な遺伝が大きく、成長の過程で現れる
  • 麻痺や筋ジストロフィーなどの神経疾患を原因とし、筋力の不均衡を生むため
  • 踵の高いハイヒールをはくなど、生活習慣を原因とし、筋力の不均衡を生むため

症状

体の重みを支えるのが踵や親指と小指の付け根の点で支えることになるので、前足部や踵に大きなタコや角質ができる 足底筋膜炎(そくていきんまくえん)や踵骨棘(しょうこつきょく)が生じて痛みが伴うようになる。

  • かかとや、足の小指のつけ根、親指の付け根などにタコができやすい。
  • 症状
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靴での対処

甲が高く、ハイヒールなどを好まれる方が多くいますが、ハイヒールをそのまま履き続ければ 筋肉のバランスの状態は悪くなる一方で、さらなる凹足状態を生み出します。 紐靴などの、足の甲の部分で調整が可能な靴が良いでしょう。 凹足の足は靴や中敷きで症状を緩和することはできます。 土踏まずが高く、たいていの靴を履いた状態では、ふまずは浮いた状態です。 中敷きはふまずを伸ばすように、アーチを調整して、緊張した足の状態を緩和する方向へと持っていきます。 また負荷がかかり、タコやウオノメが見られる箇所はクッション性が良く柔らかく足あたりの良い素材を使うことで 症状を緩和することが可能です。 また

  • 靴の対処
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